梅毒の検査はすぐできない!必要な期間と判定方法とは

梅毒の検査期間は何日くらいかかるのか?

梅毒に感染してしまったかもしれない、と不安になった時、多くの方はまずインターネットなどで症状の情報を調べ、その症状に当てはまった場合は正しい検査をしたいと考える方が多いのではないでしょうか?

しかし、実際梅毒に性感染が疑われる場合には、どういった機関で検査をすればいいのか、また、感染からどのくらい経てば正しい結果が出るのかわからないという場合もありますよね。そんな方のために梅毒の検査をする際、どの程度の期間が空けば検査ができるようになるのか、検査自体は何日で結果が出るのかなどを解説していきます。

検査はいつからできるのか

梅毒の検査は、血液中に梅毒の抗体があるかを調べる「梅毒血清反応検査」と呼ばれる検査方法で調べることができます。しかし、たとえ梅毒に感染した可能性があるからといって、すぐにこの抗体が発生するわけではありません。そのため、梅毒の検査を受けるのは感染の可能性があった日から約1カ月後が目安となります。

どうして1ヶ月後からなのか。それは抗体が鍵を握っている

梅毒に限らず、性病の検査には「ウインドーピリオド」または「ウインドウ期」と呼ばれる期間があります。ウインドーピリオドとは、抗体ができるまでの期間を指しており、抗体がない状態で検査を行ったとしても、正しい検査結果が得られず検査を受けても陰性または偽陽性になります。

抗体が発生するまでには時間がかかる

梅毒は、感染してから約4週間で体内に抗体が発生するといわれています。また、抗体が発生していないと、梅毒血清反応検査をしたとしても正しい数値が表れないので、梅毒のウインドーピリオドは1カ月後とされているのです。

HIVと重複感染している場合もあるので、注意が必要

梅毒は血液感染するため、HIVの検査を同時に受けることが推奨されている場合があります。HIVは梅毒と血液感染によって重複感染する可能性が高く、HIVと合わせて血液検査を行うため、検査のタイミングを3ヶ月と設定している場合があります。

潜伏期間とウインドーピリオドは一致しないケースも

性病は感染してから症状が現れるまでの潜伏期間があり、梅毒の場合、潜伏期間は一般的に3週間前後といわれています。個人差はありますが、潜伏期間とウインドーピリオドの時期は一致するわけではないので注意が必要です。

検査にかかる期間はどのくらい?

性病の検査は、大きく分けて2種類の方法があります。1つ目は自分で病院や保健所に出向いて検査する方法、2つ目は検査キットを購入する方法です。
それぞれの検査場所によって、結果が出る日数も異なるので、自分がやりやすい方法での検査結果日数を確認して、一番適した検査を行いましょう。

検査キットを使った郵送の場合

利用者が増えている性病の検査方法に、検査キットを購入して自宅で検査を行う方法があります。
依頼書や検査器具がセットになった梅毒検査キットを購入し、自宅で採血を行い郵送で検査を依頼する検査方法です。検査結果は郵送で返送されてくるので、こっそりと梅毒検査をしたいと思っている方からの需要が高まっているようです。

検査キットでの梅毒検査は、キットを購入して到着するまで数日かかり、すぐに検査を行い返送すればその後2、3日で結果が検査機関に到着します。
その後、離島在住などで配送に時間がかかる場合を除き、最短即日で結果が返送される場合もありますので、トータルで1週間から1週間半程度の日数がかかります。

保健所の場合

全国にある保健所では、無料で性病検査を受けることができます。匿名での検査が可能なので、個人情報を漏らしたくない、性病検査を受けていることを秘密にしたい、という方にもおすすめの方法です。

ただし、保健所で行われている性病検査のメインはHIV検査で、場所によってはその他の検査内容にばらつきがあります。また、毎日検査を受け付けているわけではなく、平均して1週間~2週間に1度、平日に開催されているので、スケジュールが合わないと参加が難しいというデメリットもあります。

実施している検査項目を確認する必要がある

保健所ではHIV検査をメインにしている場合があります。
最近ではクラミジアなどの検査を実施していることがありますが、梅毒の検査を多く実施しているところは多くありませんでした。しかし、感染者数が増加傾向にあるため検査を実施している保健所ができ始めています。

保健所での即日検査と通常検査の違い

保健所で検査をした場合、結果は即日検査と通常検査で異なります。
即日検査は、検査を受けその日に検査結果を受け取ることができますが、検査自体を受けられる日数が限られているケースが多くなっています。一ヶ月に数回程度の場合もあれば年に数回の場合もありますので、事前に保健所のWebサイトを確認し、検査日程と実施している検査項目を確認する必要があります。

通常検査は、検査を受けてから1週間程度で結果が出るので、保健所に出向いて検査を受け取る必要があります。
しかし、保健所では一部の性病検査を受け付けていないことがありますので、事前に最寄りの保健所の場所や検査項目を確認してから、検査を受けるようにしましょう。

クリニックの場合

梅毒の検査は、病院や医療クリニックでも受けることができます。この場合、泌尿器科や性病科、女性の場合は婦人科などが受付となるので、梅毒検査を行っているか確認してから行くようにしましょう。

結果が出るのは即日

検査結果の日数は病院によって異なりますが、自由診療の場合、検査を受けたその日に結果がわかります。
即日検査での検査結果は、混雑状況にもよりますが、およそ1時間~2時間程度で結果を確認することが可能です。

検査費用について

クリニック、病院によって費用感は違いますが、自由診療の場合は3000円前後の場合が多いです。

診察料や検査費用が発生しますが、万が一性交渉によって感染していた場合、病気によってはそのまま治療に移行することができます。
症状が発症していない潜伏期間での検査は保険の適用外での診察が多くなっています。潜伏期間はウインドーピリオドからも手前なので、検査を受ける時にはウインドーピリオド後に病院へ行くようにしましょう。

最適な期間にちゃんと病院へ

梅毒検査というものは、正しいウインドーピリオドを把握し適切な検査時期に行わなければ、本当は陽性なのに陰性になってしまうなど間違った結果が出てしまうこともあり得ます。

自分は梅毒ではないと思いこんでしまうと、その後症状が出てもなかなか病院に行こうとは思わず、パートナーやその他の関わった人々に感染を広めてしまうかもしれません。たとえ感染してしまっても、適切な治療を受ければ身体が被害にあう前に症状を鎮めることができます。 自分の身体のためにも、周囲の人々のためにも、感染の可能性があった場合には、正しい検査方法と検査期間を守り、感染しているかどうかを確認しましょう。

まずは専門医に相談を

新宿駅前クリニックでは、皮膚科・内科・耳鼻科・泌尿器科を併設しており、平日夜19時まで診療を行っている専門の医療機関です。

メディア・記事の監修ドクター:新宿駅前クリニック院長 蓮池林太郎