男性器が痛い!症状からみる性病の可能性

男性器が痛い場合

排尿をするとき男性器の痛みを感じることはありませんか?焼けつくような痛みや黄色や白い膿などの分泌物が出て尿が濁ったり、尿の出口が赤く腫れたりすることはありませんか?
睾丸はどうでしょう?睾丸の周囲に痛みは?いずれにせよ、これらの痛みは専門家の治療を必要とします。
特に、睾丸の痛みは不妊症の原因にもつながりますので注意が必要です。
痛いということは自覚症状が出ている段階に入っているということですので、自分の症状がどういった種類のもので、どの程度のものなのかをふまえて確認してみてください。

男性器の痛みの種類

陰茎の亀頭から包皮にかけては、痛み、かゆみや赤く腫れることがあり、腫れがひどいと水ぶくれになることがあります。
尿道のかゆみや不快感、尿道からの膿の排泄をともなった軽い痛みや激しい痛みの排尿痛。尿の出始めに痛みを感じたり、終わり頃に感じる痛みもあり、さらに排尿中に痛みが持続する場合もあります。

また、射精時に尿道や尿道の奥に痛みがあったり、勃起時に陰茎が湾曲して痛みが起こることもあります。さらに、痛みを伴って睾丸が腫れることがあります。特に、睾丸や睾丸の周囲に激しい痛みがある場合には緊急処置が必要です。

包皮の炎症がある場合

亀頭包皮炎とは亀頭炎と包皮炎の総称で、亀頭から包皮にかけて起こる炎症です。

雑菌やカンジダ菌(常在菌)による感染症で、細菌性亀頭包皮炎やンジダ性亀頭包皮炎に分けられます。
症状としては亀頭の付け根から白いカスが出て輪のような形で溜まっていき、その後亀頭の部分に赤いただれが出ます。かゆみ・軽い痛み、異臭、黄色い膿、排尿時の痛みなどもあります。子どもにも多い病気ですが、大人でも充分発症します。

子どもの場合は黄色ブドウ球菌などの雑菌性で、自慰行為、包茎による不衛生が原因ですが、大人の場合はカンジダ菌性が多く、包茎の人は発症しやすいため予防策としては包茎治療をおすすめいたします。
その他体調不良、過労、ストレスなどによる免疫力が低下しているときにも発症します。

亀頭包皮炎について詳しく知りたい方はこちらの記事も確認してみて下さい。
亀頭包皮炎の教科書

排尿時の痛みの場合

尿の出口から細菌が侵入し、尿道などに感染して炎症を起こしたり、何らかの原因で尿道の粘膜が傷ついた場合に尿道炎として痛みがあらわれます。

性行為で感染する場合クラミジアや淋病がほとんどで、数日の潜伏期間の後尿の出始めに痛みがあらわれます。
クラミジア菌に感染した感染者は、軽い痛みやしみる感じとともに淡黄色や白色の膿が排泄され尿が濁ります。放置しておくと尿道が狭くなり、排尿が困難になることがあります。

淋菌に感染すると、焼け付くような強い痛みとともに黄色い膿などの分泌物が多量に排泄されます。尿の終わり頃に痛みを感じると尿管結石や膀胱炎が考えられ、排尿中に痛みが持続する場合は、尿道外傷、尿道狭窄、腎盂腎炎などが考えられます。

これらのように細菌性のある淋菌性尿道炎やクラミジア性尿道炎についてはコチラの記事でも詳しく解説しています。
尿道炎の種類と症状

性交時の痛みの場合

射精時の痛みは、尿道や尿道の奥にある前立腺の感染症が考えられます。
勃起時の痛みは、包皮の炎症、包皮の弾力低下、陰茎の損傷、ヘルペス性の感染などが考えられます。さらに、ペロニー病による陰茎湾曲も考えられます。

ペロニー病(陰茎形成性硬化症)とは

ペロニー病とは陰茎(ペニス)が湾曲して勃起し、性交時に痛みを感じる病気です。
陰茎海綿体を包む白膜という組織に硬い繊維性の瘢痕(はんこん)ができ、真っ直ぐに勃起せず、瘢痕がある方向に湾曲することで起こります。
瘢痕は皮膚の損傷を別の組織が補おうとするもので、元の皮膚の代わりになる組織を引き込んで作る代理皮膚のようなものです。従って、瘢痕自体は良性で、陰茎を湾曲させる以外に悪影響は及ぼしません。

睾丸が痛い場合

睾丸の痛みには、精巣炎(睾丸の炎症)、外傷にともなう睾丸破裂、精巣上体炎(精巣の上部組織の炎症)、精索静脈瘤や精巣捻転などの精巣の血流障害があります。
精巣炎はウイルスや細菌が精巣内で増殖し、炎症が起きる病気です。おたふく風邪をひいた後に起こることで知られ、睾丸が腫れ痛みを伴います。

炎症が長期化したり、両方の精巣に炎症が及んで精巣の細胞が壊死すると、不妊症の原因になります。

精巣上体炎はクラミジアなどの性感染症によるもので、睾丸の周りにしこりができます。
精索静脈瘤や精巣捻転などの血流障害は睾丸や周囲に激しい痛みと腫れを伴い、緊急処置が必要になるケースもありますので疑われる場合は泌尿器科を受診してください。

医師に相談する

こういった男性器の痛みの種類は様々で、何かしらの原因から来ることがほとんどです。
性病の可能性やそうでないものもありますが、何か異変や違和感を感じたら手遅れになる前に検査へ行き、医師に相談して薬で治療するのが良いと思います。
どんな病気もそうですが、早期発見、早期治療が良いことは間違いないです。

まずは専門医に相談を

新宿駅前クリニックでは、皮膚科・内科・耳鼻科・泌尿器科を併設しており、平日夜19時まで診療を行っている専門の医療機関です。

メディア・記事の監修ドクター:新宿駅前クリニック院長 蓮池林太郎