男性器の包皮にぶつぶつが!?その正体と除去方法を解説

包皮にぶつぶつ

男女問わず、性器にぶつぶつなどができた時はなかなか人には話しづらいものです。悩むことはあっても恥ずかしさが勝り病院へ行くことをためらってしまうこともあります。
今回は男性器のトラブルとして、包皮にぶつぶつができたケースに焦点をあてて、その原因は何か、どのようにして除去すると良いのかを解説していきます。

男性器に多いトラブル

まずは男性器のトラブルの中でも多い症状を見ていきます。

排尿時に痛みを感じる

排尿時の痛みは尿道口から細菌などが侵入し、尿道に炎症が起きるため生じます。原因はクラミジアや淋病といった性感染症、尿路結石や膀胱炎が考えられます。
クラミジアは男女ともに感染者数が多い性感染症で、感染してはじめのうちは無症状のことが多く、1~2週間ほどすると排尿時痛を感じます。
淋病の場合は、感染後1週間以内に排尿時痛とともに尿と分泌物が出るようになります。
尿路結石は、背中にも痛みを感じることが特徴であり、膀胱炎は頻尿や血尿がみられます。

クラミジアかな?と思ったら
淋病かな?と思ったら

性器がかゆい

性器や性器周辺にかゆみを感じる原因は、汗でムレてしまうことや下着でこすれてしまうこと、乾燥、もしくはカンジダ症であることが考えられます。
カンジダ症は、カンジダ-アルビガンスまたはカンジダ-グラブラータによって引き起こされ、性器のかゆみの他に亀頭部や包皮に白色苔という白いカスのようなものが発生するといった症状もあります。

性器にぶつぶつができた

性器にぶつぶつができると、性感染症にかかったのではないかと思う方がいらっしゃるかと思いますが、性感染症に罹患して症状として出現しているぶつぶつと、性感染症が原因ではないぶつぶつがあります。何か症状が出た際に一見詳しくない人から見ると性病のように見えますがそうでないものもありますので、わからなければ専門家に聞いてみることが良いと思います。
ここではぶつぶつができた時にまずは自分で確認しておくためにそれの正体について解説していきます。

ぶつぶつの正体とは

男性器にぶつぶつができた際には一般的には下記の3つが当てはまることが多くあります。

尖圭コンジローマ

ぶつぶつが生じる性感染症といえば、尖圭コンジローマが挙げられます。
これは、ヒトパピローマウイルスに感染することで、陰茎に赤褐色のぶつぶつが症状として現れます。痛みやかゆみはありません。感染後すぐにぶつぶつができるわけではなく、早い人で約3週間、平均約3か月するとぶつぶつが生じます。一度治療しても再発性が高く、男性の場合は放置していると陰茎がんのリスクも高まります。性行為を経験している場合は、尖圭コンジローマも疑うべきです。

コンジローマについて詳しく知る

性器ヘルペス

性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスが性器に感染して引き起こされます。
症状としては陰茎や亀頭部に水ぶくれのようなぶつぶつが生じます。
性行為後約10日前後で発症し、水ぶくれや痛み、38度以上の発熱となる場合がありますので注意して下さい。

フォアダイス

性感染症が原因ではないぶつぶつの正体です。
フォアダイスとは、陰茎や包皮の皮脂腺が目立つことでぶつぶつになります。真珠様陰茎小丘疹と呼ばれることもありますが、こちらは亀頭部と陰茎の境目にぶつぶつができるのが特徴です。
これらは、性器にかゆみや痛みがみられません。性感染症ではないため、治療の必要性はありませんが、見た目に気になるという方は除去することが可能です。

これらのようにぶつぶつといっても原因はいくつかありますので、症状を確認しても不安であればクリニックなどで診察を受けることをオススメします。

やってはいけない自力での除去

男性器にぶつぶつができた場合は、自力で除去することはしてはいけません。
ぶつぶつを除去するということは、そこに傷をつくることになります。自力での除去は病院の処置のように清潔な状態を保って行うことが難しく、傷の部分から感染する危険性があります。
また、ぶつぶつができている部分は皮膚の一部であるため、痛みを伴うことからも自力での除去はすすめることができません。

正しい除去方法

フォアダイスや尖圭コンジローマの場合は、外科的切除、つまり、包皮切除術(ぶつぶつができている皮膚を取り除く)やレーザー蒸散(炭酸ガスレーザーを用いてぶつぶつを蒸散させる)、電気焼灼(電気メスを用いてぶつぶつを焼く)、そして液体窒素による除去(液体窒素でぶつぶつを凍結させて取り除く)が選択されます。

包皮切除術は、外科的切除の場合は、術後数日~2週間前後で、入浴や運動、性行為に制限があります。
性器ヘルペスの場合は、内服薬で治療を行います。アシクロビルやバラシクロビルといった抗ウイルス薬を5~10日間内服することでぶつぶつが消失していきます。

まとめ

男性器にできるぶつぶつは性感染症によるもの、そうではないものと様々な原因がありますが、その原因によって除去方法は異なります。
性感染症の場合は、放置することで症状が悪化することや、パートナーへの感染も考えなければならないため、判断に迷う時は受診をしましょう。

まずは専門医に相談を

新宿駅前クリニックでは、皮膚科・内科・耳鼻科・泌尿器科を併設しており、平日夜19時まで診療を行っている専門の医療機関です。

メディア・記事の監修ドクター:新宿駅前クリニック院長 蓮池林太郎