何度も繰り返すツライ亀頭包皮炎。治らない原因とは

包皮の炎症が治らない

包皮や亀頭部分が赤く腫れ、痛みや痒みがあり、さらに腫れがひどいと白い水膨れができてしまうなどの症状が見られ、性病を疑い落ち込む経験はありませんか?
実は、これらの症状を引き起こす病気は、包茎、不衛生、激しい自慰行為、洗いすぎなどにより傷が出来るなどの状態に陥りその部分に細菌が入り込む事で炎症を引き起こすのです。
では具体的に亀頭包皮炎を引き起こす細菌感染を引き起こしやすい5つの行為について着目し、辛い亀頭包皮炎を繰り返さないようにするためにはどうすればよいのかを考えていきましょう。

亀頭包皮炎が繰り返しやすいのは事実?

亀頭包皮炎は繰り返しやすく、再発してしまうことがあります。人それぞれですが、身体の構造上、包茎の人は亀頭包皮炎になりやすく、再発を起こしやすいとされております。その他にも不衛生な状態でいること、激しい自慰行為や性行為などにより、亀頭包皮炎が習慣的になってしまい、繰り返されることが多くなると考えられています。
さらに、再発を繰り返すことで、皮膚が弱くなってしまうため、炎症が慢性化してしまうことから、治りにくくなってしまします。何らかの兆候や症状が現れたら、泌尿器科など医療機関を受診するようにすることが大切です。完治が確認されるまで、治療を継続することが必要とされています。

治らない原因:包茎

亀頭包皮炎と包茎は大きな関係があるとされています。包茎は包皮により亀頭が半分隠されている、もしくは全て隠されている状態となっています。
そういった状態は亀頭包皮炎になりやすい環境を作ってしまうのです。その環境とは、細菌の繁殖を促すとされる、湿った通気性が悪い、体温という適度な温度である状態のことです。また、包茎は包皮と亀頭が密着していることから、清潔が保ちづらいことも要因の一つであると考えられます。仮に亀頭や包皮に傷があった場合、包茎の人は包茎ではない人に比べ治りが遅いとされています。

治らない原因:不衛生

亀頭包皮炎は実は、子どもにも多い病気なのです。理由として、外で遊んだ後などの不潔な手指で、男性器に触れてしまうことが多いということが挙げられます。
不衛生な環境では傷が治りにくいということは、皆さんご存知だと思います。

例えば、洗濯がされていない下着などを身に着けてしまう、性行為や自慰行為の際に、前後を含め性器や性器周辺、手指を洗浄していないなど不潔な状態のままにしてしまう、などが挙げられます。不衛生は亀頭包皮炎に限らず、さまざまな悪影響を及ぼします。

治らない原因:激しい自慰行為・性行為

激しい自慰行為や性行為は、亀頭包皮炎だけでなく、さまざまな病気の原因となりえます。
特に激しい自慰行為は、習慣化してしまっているケースが多く、亀頭包皮炎を繰り返すことが多いとされています。激しい自慰行為や性行為をすることにより、性器や性器周辺に傷ができてしまうことが多いのです。
また、最近では性行為の多様化により、オーラルセックスやアナルセックスなども危険性が高いとされています。口腔内にはさまざまな菌が存在していますし、肛門には大腸菌などの危険な最近が多く存在します。
コンドームを使用しているから大丈夫、とコンドームを過信することも避けたほうがいいでしょう。コンドームが破損していれば効果は得られないですし、コンドームで守られるのは陰茎だけです。性器周辺に細菌が付着することがあるということも、忘れないでくださいね。

激しいこれらの行為によって、亀頭や包皮に傷がつきやすくなり、そこから更に細菌感染を起こしやすくなってしまうのです。
傷ができている状態での、摩擦・刺激は傷を悪化させるだけでなく、傷を増やすことにつながります。また、摩擦や刺激の習慣化によって皮膚が弱く、傷つきやすくなってしまうことも挙げられます。

治らない原因:洗いすぎ

「不衛生にしないように、陰部は念入りに石鹸を付けて、ゴシゴシ洗っています」
という人も多いのではないでしょうか。しかし、この洗いすぎてしまうことによって、亀頭包皮炎を繰り返してしまう人が多いのです。「清潔にしているのに、ナゼ?」と思いますよね。しかし、人間の皮膚の中でも特に性器や性器周辺は弱いのです。石鹸を付けて、ゴシゴシと洗ってしまうことにより、皮膚に付着している通常では悪いことをしない菌である「常在菌」というものを洗い流してしまうのです。
また、石鹸や摩擦による刺激により、皮膚がもともと持っている自浄作用を妨げてしまうため、感染しやすい環境を作ってしまうのです。

これらのような、NG行為はコチラの記事でも紹介していますのでチェックしてみてください。
NG行動5選

まとめ

亀頭包皮炎は炎症症状を呈し、感染してしまうことにより痛み・腫れなどツライ思いをすることになります。また、デリケートな部分の炎症なので、性病を疑ってしまうなどの精神的苦痛も伴います。性病かも知れないと思いながら、痛みや腫れなどを抱えても、なかなか医療機関への受診に踏み出せない人もいます。しかし、炎症症状は放置すればするほど、悪化し、更には治りづらくもなります。恥ずかしいという気持ちがあるとは思いますが、何らかの異変に気がついた時には、早めに医療機関を受診しましょう。
ご自身の体質や身体の構造上、亀頭包皮炎になりやすい人は確かに居ます。しかし、繰り返さないように、日頃から注意することにより、感染のリスクを低くすることはできることを忘れないでくださいね。

まずは専門医に相談を

新宿駅前クリニックでは、皮膚科・内科・耳鼻科・泌尿器科を併設しており、平日夜19時まで診療を行っている専門の医療機関です。

メディア・記事の監修ドクター:新宿駅前クリニック院長 蓮池林太郎