亀頭が痛い!考えられる原因と次にとるべき行動とは!

男性器のトラブルに悩む人

亀頭部が痛い、赤くなった、腫れている、そんな異変に気づいたら何の病気か、性病なのかと不安になりますね。家族やパートナーにも話せずひとりで抱え込んでしまう人もいるかもしれません。

ここでは、そんな亀頭部の痛みが気になる場合に、いったいどんな原因が考えられるのか、どう対処したらいいのか、説明してきます。

亀頭に痛みを感じるのは性病の可能性あり?

亀頭部はあまり外気にさらすことのない、皮膚の薄いデリケートな部分です。

外的刺激にも弱く、刺激によって小さな傷がつくとそこから様々な皮膚トラブルを起こします。そしてその原因は、性感染症の場合もありますし、そうでない場合もあります。
亀頭部に痛みを感じる原因のうち、主なものを挙げてみました。

原因1 包茎

日本人男性の6~7割が包茎であると言われていますが真性か仮性か、そして仮性でもその程度によって状態は様々です。

包茎の場合、亀頭部は日常的に皮に覆われている状態のため感覚がかなり過敏です。特に炎症がなくても亀頭部を露出させたときに少しの刺激で痛みを感じますが、それ自体は病気ではありません。

しかし以下の状態で痛みがある場合は治療が必要です。

包皮が癒着している

生まれたばかりの時は男性の誰もが亀頭部と包皮がくっついている状態、つまり「癒着」しています。

そして個人差が大きいのですが、小さいうちから興味を持って触ったり、小学生ぐらいで勃起なども経験し癒着は徐々に剥がれていきます。

しかし大人になっても癒着したままで、亀頭部を露出できない状態の場合もあります。入浴中に皮膚や恥垢を柔らかくして少しずつ自力ではがせる場合には治療は必要ありませんが、癒着が強くはがそうとすると強烈な痛みがあったり出血する場合もあります。

また一度は癒着がはがれてからでも、亀頭包皮炎などの炎症を繰り返して再度癒着してしまう場合もあります。

嵌頓(カントン)包茎でしめつけられて痛みを感じる

仮性包茎のうち、通常自分で亀頭部を露出できるものの、勃起時に包皮口(包皮輪ともいいます)でペニスが締め付けられて痛みを伴うものをカントン包茎と言います。

締め付けがきつい包皮輪狭窄になると、自分で元に戻すこともできず、かなりの痛みを感じます。

そして場合によっては医療機関で元に戻す処置や緊急手術が必要になる事もあります。このような嵌頓包茎の状態の場合にも、今後のトラブル回避のため早めの治療が必要です。治療方法として、包茎手術などが挙げられます。

清潔ではない状態はリスクを抱えている

包茎にも様々なタイプがあります。真性包茎や仮性包茎はよく知られています。包皮がかぶった状態だと皮膚が薄いままで傷つきやすい状態です。また清潔を保ちにくく菌が増殖しやすいため、亀頭包皮炎になるリスクや、性病に感染するリスクも高くなります。

また炎症を繰り返し癒着がひどくなってからでは手術が困難で、包茎手術をしてもきれいに露出できないこともあります。
特に、包茎のために清潔が保ちにくい、炎症をくりかえすという方は早めに包茎治療を受けるようにしましょう。

原因2 亀頭包皮炎

亀頭包皮炎は亀頭部や包皮の部分が炎症を起こし、赤くなったり腫れたりかゆみや痛みを伴う病気です。

原因菌は様々で、細菌性(大腸菌が多い)は子供に多く、大人はカビの一種であるカンジダ性(カンジダ菌)が多く見られます。

特にカンジダ性亀頭包皮炎の場合は白いカスがたまります。そしてそれを洗い落とそうとこすり過ぎたり、かゆみのために掻いてしまうと、余計に皮膚に傷がつき、水ぶくれやただれをおこし強い痛みが出てしまいます。

治療しない場合尿道炎になることも

また、治療をせずに放置すると、炎症が広がり
尿道炎になり排尿時の痛みが出てきます。そして炎症をくりかえすことで尿道狭窄を起こしたり、包皮が癒着して二次性包茎になる可能性や、更にはがんになるリスクさえ出てきます。

異常に気付いた時は、なるべく早めに泌尿器科や性病科などの専門医療機関を受診し、適切な処置をしましょう。かゆみに対する市販薬も購入できますが、症状に合わせて治療薬の選択も違うので、病院やクリニックへ行って、きちんと専門家である医師に診断してもらうのがベストです。

亀頭包皮炎は性病ではなく、大腸菌やカンジダなどの常在菌が起こす病気ですが、時にカンジダ性膣炎の女性からも感染します。
ペニスが不衛生になると、包皮内で菌が繁殖し炎症を起こすため日頃からペニスを清潔に保ち、特に性交渉の後はきちんと洗うようにしましょう。

原因3性器ヘルペス

性器ヘルペスは単純ヘルペスウイルスに感染して起こる性感染症です。

初期症状は亀頭部の不快なかゆみや皮膚がヒリヒリする感覚があります。その後無数の小さな水疱ができ、それが破れて潰瘍になるとかなりの痛みを伴います。また尿道炎になると排尿時にもしみるような痛みを感じるようになります。

特に初感染では症状が強く、全身症状としても、倦怠感があったり鼠径のリンパ節が腫れて痛みが出ることがあります。
治療を受けずに放置すると、感染部位が広がり、肛門の周囲や肛門の中、大腿部などにも水疱ができ痛みで生活にかなりの支障をきたします。

特に体調が悪く抵抗力が低下している場合などは、悪化のスピードが速いため、異変に気付いた時はなるべく早く泌尿器科や性病科を受診しましょう。
また、性器ヘルペスの症状が出ているときは相手に感染させてしまうリスクが高いので、
性行為は厳禁です。

まとめ

亀頭部に痛みがある場合、病気ではないものや緊急性のあるものとないもの、性感染症まで原因は様々です。

しかし、自己判断は危険です。「人に見せるのは恥ずかしい」、「たいしたことはないだろう」、「性病って言われたらどうしよう」などと、痛みをそのままにしていると、症状が悪化して治りにくくなったり、治療自体が困難できれいに治らなくなってしまうこともあります。
亀頭部に痛みなどの異変を感じた時には、早めに泌尿器科や性病科を受診してくださいね。

まずは専門医に相談を

新宿駅前クリニックでは、皮膚科・内科・耳鼻科・泌尿器科を併設しており、平日夜19時まで診療を行っている専門の医療機関です。

メディア・記事の監修ドクター:新宿駅前クリニック院長 蓮池林太郎