コンジローマは再発との闘い、適切な治療で完治を!

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日常生活の中で性病の話題はとてもしづらいことですよね。
でも、性感染症のもたらす重大性や知識はいざという時に備えて、なるべく正確に備えておいたほうがいいのではないでしょうか。
ここでは、コンジローマを既に発症後、再発について悩んでいるときに再発防止に向けて具体的にどのようにすべきか、その知識や治療法、再発防止策について解説していきます。

再発しやすい理由は?

尖圭コンジローマは、治療をして治ったように見えても実は完治している可能性が少なく、かなりの割合で再発しやすいとされています。治療を受けたとしても、そのうちの4分の1の患者は、3ヶ月以内に尖圭コンジローマを再発してしまうそうです。
では、なぜ、尖圭コンジローマは再発してしまうのでしょうか。
尖形コンジローマの治療は、基本的には切除になります。しかし、切除したところで、体内にはウイルスが残存しており、このウイルスを完全に除去することは不可能とされているのです。

切除などの治療により、外見上は尖圭コンジローマがなくなったように見えたとしても、体内にはウイルスが潜伏している場合が極めて多いです。そうしたことから、いくら表面上のイボを切除したとしても、その後でイボが出現してしまう可能性があるのです。
さらに、治療前に相当イボが多く、また、感染範囲が広かった人の場合は、再発する可能性が極めて高いとされています。

コンジローマ治療について

尖形コンジローマの治療法は既に確立されているところ、いかなる治療をしたとしても、再発は免れないものとされています。こうしたことから、尖形コンジローマの治療に当たっては、いかにして再発に対処するかにかかっているともいえます。

ベセルナクリーム

ベセルナクリームを用いる利点は、ウイルスに対する免疫を活性化させ、再発率を低下させることにあります。しかし、短所として、免疫の活性化までに時間がかかり、最低でも2ヶ月ないし3ヶ月の期間は要するとされています。この治療法がおすすめされる場合とは、根治を強く希望したり、尖形コンジローマのなかでも重大な症状を来している場合です。

外科的治療

外科的治療には、切除や電気焼灼、凍結やレーザーなどというように、多くの治療方法が存在します。外科的治療をオススメできるのは、治療期間に迅速性を求めたり、ベセルナクリームに効果がなかったという人や、比較的症状が狭く浅いといえる人の場合です。ベセルナクリームの治療効果は、決して万能ではないのですが、ベセルナクリームとの併用によって、液体窒素での効果がより発揮できるので、ベセルナクリームとのコンビネーション治療をオススメします。

薬物治療

現在、尖圭コンジローマに用いることができる保険適用のある外用薬は、イミキモド5%クリーム(ベセルナクリーム5%)しかないとされています。イミキモドは、外性器及び肛門の周囲に発症しているコンジローマに対して特に有効です。イミキモドは免疫機能を有しているために、HPV(ヒトパピローマウイルス)の増殖を抑える効果がありますが、保険適用が最大で16週間までしかないのです。

再発予防のために!

免疫力を高める

尖形コンジローマの治療には、完治するものは存在しないとされています。尖圭コンジローマに罹患しない方法は、HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染しないこと以外にはないのです。感染を防止するためには、ワクチンが最も有効となっています。このワクチンは女性の子宮頸がんワクチンとして知られています。

世界的に推奨されているワクチンなのですが、日本では、男性に対しては認可されていないことも多くあります。なぜなら、ワクチンのなかには、重大な副作用を起こす危険性があるものが含まれているからです。しかも、その副作用に関する要因が明らかとなっていないために、このようなリスクに十分留意した上で、ワクチンを接種することになるのです。

こまめなチェックを

尖圭コンジローマの治療を終えたとしても、最低3ヶ月は再発に関して注意しておく必要性があります。3ヶ月経過した後でも、半年後であったとしても再発する可能性があるために、性器に尖圭コンジローマの発症がないか、こまめにチェックを行いましょう。何か皮膚に異常があれば検査を受けるようにするといいでしょう。

再感染を防ぐ

尖圭コンジローマは、治療したとしても再発の可能性が高い病気なのですが、完治させた後であっても、再感染のリスクは残っています。
尖形コンジローマはコンドームなどの避妊具のみでは、完全には予防不可能とされています。もし、症状があるようであれば、性行為は控えるようにしてください。
尖圭コンジローマの困った問題として、外見上症状が出ていない潜伏期間であっても相手に感染する場合があることが挙げられます。症状が出ていないからといって絶対に尖圭コンジローマにかかっていないとは言い切れないのです。

感染経路である性行為を一切断つという方法は非現実的です。
現実的な予防法としては、性行為を不特定多数の相手と行わず、信頼に足る相手とのみ行うようにしましょう。

まとめ

尖圭コンジローマの治療は、患者さまの目的と症状の程度や範囲に応じて、外科的治療やベセルナクリーム、薬物療法などといった治療法を選択することが重要です。
尖圭コンジローマにかかったら、いかにして再発を食い止めるかが大切です。そのために免疫力を高めておいたり、発症がないか、こまめなチェックをすることがポイントとなります。再発した際には、自分で処置などせず、必ず専門家である医師の治療を受けるようにしてくださいね。

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メディア・記事の監修ドクター:新宿駅前クリニック院長 蓮池林太郎