クラミジアは発熱する?睾丸が腫れて熱が出てきたら気を付けたいこと

熱が出てきた場合

性器に痛みや痒みを感じ、睾丸が腫れて熱が出始めた場合などは、クラミジアに感染している可能性があります。
クラミジアは日本で最も感染者が多い性感染症であり、HIV(エイズウィルス)の感染する確立を高めることでも知られています。
また、クラミジアに感染した状態で赤ちゃんができると、赤ちゃんが先天性の障害を持って生まれてくる確率までも高まります。感染が疑われる場合は速やかな対応が必要になってくるのです。

睾丸が腫れることはあるのか

クラミジアは病原菌に感染することで起きる疾患です。主に粘膜と粘膜の接触によって感染し、精液や膣内の分泌液を通して性器やその周辺に症状が出るだけでなく、喉にも感染することが知られています。喉に感染しても自覚症状がないことが多く、オーラルセックスが感染源となる場合もあります。

感染する場所によって症状が違うクラミジアですが、男性の場合は主に尿道の炎症と言う形で症状が現れます。性器が腫れることや、痒みを感じることが多いのはこのためです。しかし、治療をせずに放置していると睾丸にまでクラミジアが侵入してしまう場合があります。こういった場合には睾丸が腫れあがり、発熱を引き起こす原因となってしまうのです。

症状がひどい場合には

症状がひどい場合は冷湿布などを使って睾丸を冷やすことが必要になることがあります。しかし、基本的には病院で治療を受けるのが適切です。

クラミジアは自然治癒する可能性が低く、睾丸まで進行しているときはかなり進行している状態だと考えられます。市販薬に治療薬といわれるものがないとされており、医師から抗生物質を処方してもらう必要があります。

自覚症状がある場合はできるだけ早くに病院で診察を受けることが重要で、治療が間に合わないと判断された場合は手術が必要になるケースもあります。症状が悪化すると痛みで歩行が困難になる事もあるため、救急車を利用した方がいい場合もあります。

睾丸が腫れる原因

クラミジアに感染すると、体の免疫機能が働きだし、病原体であるクラミジアを排除しようとします。尿道付近が腫れることや、痒みを感じやすくなるのは病原菌を排除しようと身体が反応し、炎症を起こしているからです。しかし、免疫力が低下している場合や、治療をせずにそのまま放置し続けてしまうと睾丸にまで病原菌が広がってしまう可能性があります。

クラミジアの症状の一つに性器から膿が出ることが挙げられます。クラミジアが睾丸まで感染してしまうと睾丸の袋の中に膿が溜まってしまうことがあるからです。炎症と膿が睾丸が腫れる原因であり、膿が溜まり過ぎると袋が破裂する恐れがあります。この場合には精子が生産できなくなってしまうので、無精子症の原因となるので注意が必要です。睾丸付近に痛みを感じるようになったときや、歩き辛さを感じ始めたら注意が必要です。
睾丸までクラミジアが広がることはクラミジア感染全体の5パーセント程度だといわれています。しかし、男性でも初期には自覚症状がないケースもあるため、進行してしまってから気づく場合が多いのです。

原因を突き止めるためには

クラミジアに感染しても、すぐに性器に痒みを感じるとは限らず、膿が出るとも限らないのです。
発熱の症状だけが出る場合や、睾丸の腫れや痛みだけが出ることもあるのです。症状の現れ方には個人差があるため、気になることがあった場合は、速やかに医療機関を受診することが大切です。
クラミジアは、検査キットを利用するか、病院で診察を受ける事で調べることができます。検査キットは初期症状が出ている場合や、感染の疑いがある時に有効ですが、検査結果がわかるまでに時間がかる点に注意が必要です。検査キットといっても自宅で検査した後にキットを郵送し、専門機関に分析を早期に依頼するのが一般的だからです。

睾丸の腫れや発熱の症状が出ている場合は直ちに病院に行くのが適切で、できるだけ早くに治療を受ける必要があります。内科では原因がわからないことがあるため、クラミジアが疑われる場合には泌尿器科や性病科に行くのが大切なポイントとなっています。

まずは専門医に相談を

新宿駅前クリニックでは、皮膚科・内科・耳鼻科・泌尿器科を併設しており、平日夜19時まで診療を行っている専門の医療機関です。

メディア・記事の監修ドクター:新宿駅前クリニック院長 蓮池林太郎