クラミジアの検査に時間はどのくらいかかるのか?

性病の検査時間

クラミジアは非常に感染力が強く感染者数も多い、日本の代表的な性感染症(STD)の一つになっています。性器の腫れや痒みなどが主な症状ですが、自覚症状がでないケースが多いのが特徴で、知らないうちに感染を拡大してしまうことがあります。
赤ちゃんを作ることを望む場合は特に注意が必要です。大切なパートナーに移してしまわないように、そして、母子感染の可能性を避けるためにも、検査と予防は非常に重要になります。

結果がわかるまでは、即日検査であればすぐにわかる

クラミジアの検査は尿検査、咽頭クラミジアの場合は喉の粘膜を採取して検査します。
検査する機関によって違いはありますが、健康保険証を使用しない“自由診療”(保険適用外)の多くの場合では、IC法という検査方法で1時間前後という短時間で結果がわかります。

IC法の他に、核酸増幅法という方法を用いたPCR法・SDA法・TMA法などの検査もあります。核酸増幅法は精度や信頼性が高いのですが、即日検査はできません。クラミジアの陽性反応が出た場合には、治療後に再検査として、核酸増幅法を行うことが多いようです。

検査キットを使用した場合や、保健所の性病検査の場合には郵送などの都合で1週間程度かかる場合があります。これは専門の検査機関に検体サンプルを送って検査を行うためです。

早く結果を知りたい方や、早期治療を受けたいと思っている方には、性病科への受診がオススメです。専門機関ということで、検査用の機器をそろえた性病科では即日結果が出せるところもありますのでお近くのクリニックなどをチェックしてみて下さい。

調べるときはどんな検査があるのか

クラミジアの感染を調べるためには、血液や精液、尿などを採取し、専門機関で分析することが一般的です。
泌尿器科や性病科、産婦人科で検査を受けることができます。医療機関以外でも検査キットが販売されているため、病院で診察を受けなくても調べることができます。

また、自治体の保健所で無料の性病検査を受けられる場合もあります。無料の検査は実施日が決まっていることが多い点に注意が必要です。この場合、匿名性が高いのが特徴で、HIV感染症や淋病などの性感染症も検査も一緒に受けられる場合があります。

再確認!そもそもどんな病気か?

クラミジアは細菌の感染によって起きる病気で、日本ではもっともポピュラーな性感染症の一つとして知られています。

主に性器や喉などの粘膜に感染し、性行為によって広がるとされています。男性と女性では症状に違いがあるのが特徴的で、自覚症状がない女性が多いといわれています。喉に感染した場合は風邪のような症状が出る場合があり、オーラルセックスやアナルセックスなどで感染することもあります。
また、菌が尿道に入った場合は炎症を起こしたり、性器から膿が出ることや、痒みや腫れなどの症状が現れることがあります。

注意したいのはHIVウイルスへの感染

注意したいことは、クラミジアに感染することでHIVウイルスに感染する確率が高まるということです。クラミジアに感染していない人に比べ、感染率が3倍から5倍になるとされています。また、胎児に母子感染した場合は、赤ちゃんが障害を持って生まれてくる確率が高まるなど、深刻な影響を与えることもあります。

パートナーが感染している場合には治療しても、繰り返し感染する可能性があるため、一緒に検査と治療を受けることが重要なポイントになります。自然治癒を待ってしまうと再発のリスクも伴うため、気になる症状がある場合や、子供を作ることを望む場合は、早めの検査と治療を行うことをオススメします。

その他クラミジアについて知りたい場合はコチラもチェックしてみて下さい。
クラミジアの教科書

正しい予防方法はコンドーム

クラミジアの予防にはやはりコンドームが有効であるといわれています。
クラミジアは粘膜同士が接触することで感染するため、コンドームをつけていれば防げる可能性が高まるのです。

粘膜からの感染を防ぐことが大切

粘膜とは、口や性器、お尻の穴、目など、皮膚が無い部分のことです。不特定多数の男性と性的な接触をしている女性とは性交渉を避けるのも大切です。
特に男性は風俗店経由で感染する場合も多く、潜伏期間もあるため、風俗店で定期検診や性病診断を行っている場合でも注意が必要です。不安になってから後で消毒液などを使っても、身体の内部のウイルスまで殺菌することはできないとされています。

自覚症状がないケースも

クラミジアは男性の約半数、女性の8割に自覚症状がないといわれています。
夜遊びが好きな男性は、新たに女性とお付き合いをする際には事前に検査等で自分が性病にかかっていないかを調べて感染源にならないようにするということも大切です。

まとめ

クラミジアは非常に感染力が強いだけでなく、自覚症状がないことが多いのが特徴です。
一般的な病院では検査結果が出るまでに2日から3日かかり、検査キットなどを利用した場合は1週間程度かかる場合もあります。HIV感染のリスクを高めるだけでなく、母子感染を起こすことで、胎児に深刻な影響を与えることがありますので、不用意な異性との性的接触を避けることや、コンドームの使用による予防が大切になります。心配なことがある場合には、専門家である医師に相談するようにしてください。

クラミジアの治療方法について詳しく説明していますので、コチラの記事を参考にしてください。

まずは専門医に相談を

新宿駅前クリニックでは、皮膚科・内科・耳鼻科・泌尿器科を併設しており、平日夜19時まで診療を行っている専門の医療機関です。

メディア・記事の監修ドクター:新宿駅前クリニック院長 蓮池林太郎