尿道に違和感を覚えた時に行う医療機関での検査方法とは

尿道炎の検査

男性が排尿時に痛みを感じたり、尿道にかゆみや腫れ、膿、ムズムズを感じたりする時は、性感染症による尿道炎を発症していることが多くあります。
自分は性病にはならないはずと思い込んでいる方もたくさんいらっしゃいますが、気づかずに広めてしまう可能性もあるので、少しでも違和感や症状が出た場合にはしっかりと治療を受けることが大切です。
この記事では尿道炎の症状や検査方法についてまとめてみました。

検査を受けるべき尿道の違和感とは

細菌が感染しておこる尿道の炎症を、尿道炎と言います。
排尿時に痛みやかゆみ、違和感を伴ったり、尿道から膿が出るなどの症状が出てきますが、原因としては性行為から感染することがほとんどで、主に3つの原因菌が引き起こします。

淋病

感染してから2~7日間程度で、急性的に発症します。尿道から出る白または黄色の濃厚な膿、排尿痛、尿道口の炎症や腫れなどがあげられます。
悪化すると、前立腺炎などを引き起こすこともありますので注意が必要です。

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クラミジア

感染後の潜伏期間が1~3週間と長く、比較的ゆっくり発症します。
症状は軽いことが多く、透明でサラサラした少量の分泌物、かゆみなどの軽い違和感を発症します。感染した男性の半数は自覚症状がありません。

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雑菌性尿道炎

主に「マイコプラズマ」や「ウレアプラズマ」という菌が原因で発症します。
潜伏期間は1~5週間で、少量の膿や軽い排尿痛、違和感を感じますが、原因菌によって症状は異なりますが、ほとんどの場合症状は軽く、自然治癒することもあります。
淋病やクラミジアは、性行為などで他人から感染するのに対し、雑菌性の尿道炎は自分が元々持っていた菌が増殖して、発症することもあります。

排尿痛や膿など目立った症状がある場合は、早めに泌尿器科や性病科などの専門機関で検査をしましょう。
早めの治療によって、尿道炎の慢性化や、原因菌の感染拡大を防止することができます。

また、クラミジアや雑菌性尿道炎だと症状が軽く、発症するまでに時間がかかることもあるので、知らない間に相手に感染させてしまうこともあります。少しでも尿道炎の兆候があれば、早めにパートナーに知らせ、2人一緒に検査することが望ましいです。
本人だけが治療しても、パートナーが感染していれば再発のリスクが高まるからです。

検査方法の種類(検査キットや専門医の診療)

泌尿器科などの専門機関にて検査の場合は、2時間以上排尿せず尿が膀胱にたまった状態から、排尿間もない初尿を採取し、白血球の状態や原因菌の遺伝子検査をします。
これにより尿道での炎症の有無や、原因菌を特定することができます。

また、自宅で、検査キットにて、性病の有無を確認する方法もあります。マニュアルに従って、自分で尿や粘膜などを採取し、郵送にて検査機関へ送付後、ホームページやメールなどで病気の有無を確認できるシステムです。

これらの検査方法のメリットとデメリットを見ていきます。

専門機関の受診のメリットとデメリット

病院に行くメリットとしては、自覚症状や感染の経緯など、詳しい問診をした上で検査や薬物治療を行えることです。そしてすぐに検査結果の確認と治療を進めることができるところもメリットです。
尿道に綿棒を入れるなど痛々しい検査を想像される方もいらっしゃるかもしれませんが、痛くない方法でも検査や治療方法も行うことができますので、早期検査をすることをおすすめします。

デメリットとしては、直接院に足を運ばなければいけないのと、待合室などでは他の患者様と一緒になることもありますので、プライバシーという点では気になる方も多いと思います。
しかし、自然治癒で治るような軽微な症状を除き、既に症状が出ているような場合は、速やかに病院に行くべきです。

検査キットで行う場合のメリットとデメリット

まず病院に行かなくても自宅で気軽に、病院と同等水準の検査ができるので、忙しくて時間の都合がつきにくい人には便利です。
また誰にも知られずに、秘密に検査ができるのも、検査キットのメリットです。
検査キットの使用に際して、プライバシーは厳重に守られており、注文から検査結果が出るまで、完全秘密に検査が行えるようになっています。

ただし、検査キットのデメリットとしては、あくまで機械的な検査だけで、問診や治療はできないということです。陽性だった場合は、あらためて病院に行かなければなりませんし、場合によっては同じような検査を再度受けなければならなくなります。

不安を取り除くために

今の時代検査方法は様々で、専門機関で行うものや自分で行うものなど、検査の選択肢を自分で選ぶことができます。
尿道が少しでも変だなと思った方はずっとどこかに不安を持ち歩くのではなく、いずれかの方法で早めに検査を受けて解消することをおすすめいたします。
もし陽性だった場合には早めに治療を行うこともできるので一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

まずは専門医に相談を

新宿駅前クリニックでは、皮膚科・内科・耳鼻科・泌尿器科を併設しており、平日夜19時まで診療を行っている専門の医療機関です。

メディア・記事の監修ドクター:新宿駅前クリニック院長 蓮池林太郎