尿道がムズムズする。違和感を感じた場合に調べること

男性器のムズムズ

尿道がムズムズするようなことはありませんか?尿道に違和感が感じられるような時には性感染症の可能性がありますが、それ以外にも尿道がムズムズする原因はあります。
今回は、尿道に感じるムズムズ感の原因と病気の可能性についてご紹介したいと思います。

尿道に違和感がある場合の症状

尿道になんらかの異変が起こっている場合、男性の場合は尿道に炎症を起こしていたり、前立腺に炎症を起こしている可能性があります。そのような時
の症状として、尿道にかゆみがあったり、ムズムズする感じがあったり、また排尿時の痛みを感じることがあります。
それ以外の症状には排尿後にスッキリしない感じ(残尿感)があったり、たびたび尿意を催したり(頻尿)や、性交渉の際にともなう痛みがあったりします。

病気なのか、違うのかの判断

男性が「尿道がムズムズする」と感じる場合、その多くが性感染症、もしくは前立腺炎であるとされています。性感染症の場合は、尿検査をすれば比較的容易に病気かどうかの判別が可能となっています。

前立腺炎の場合は、直腸診といわれる検査方法で判断します。前立腺は肛門からちょっと入った場所にある、クルミほどの大きさの臓器で、炎症を起こしているような時には腫れて固くなってきます。前立腺を触診することによって判別が可能です。また、炎症が起こっている場合には、触診時に痛みをともなうことがあります。前立腺炎が起こる原因はいろいろありますが、性感染症によって炎症が起こっているような場合には、併せて細菌の有無を検査することがあります。

何らかの病気だった場合

尿道がムズムズする場合には、まず性感染症の可能性が疑われます。性感染症にはいろいろな種類があり、症状がほとんど現れないものから、発疹が出たりするものまで多種多様です。特に尿道がムズムズするといった症状が感じられるタイプの細菌感染症としては、クラミジア感染症と、非クラミジア性非淋菌性尿道炎の2つが挙げられます。

クラミジア感染症の場合

この場合はクラミジアによって起こりますが、男性の場合は特に尿道に症状が現れることが多いです。ただし、オーラルセックスなどによって、喉に感染してしまうこともあります。

非クラミジア性非淋菌性尿道炎の場合

この尿道炎は、クラミジアや淋菌以外の細菌が原因で起こる性感染症の一つです。原因菌としてはマイコプラズマやウレアプラズマ、黄色ブドウ球菌などが挙げられています。
男性の場合は尿道に症状が起こることがほとんどですが、オーラルセックスなどによっては、喉に症状が現れることもあるということです。しかし、非クラミジア性非淋菌性尿道炎に関しては、まだはっきりと解明ていないことも多くあるそうです。

クラミジア感染症に関しても、非クラミジア性非淋菌性尿道炎に関しても、適切な治療が行われないと、前立腺炎に移行したり、血精液症に移行したりすることがあります。

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クラミジアの教科書

前立腺炎の場合

その名の通り前立腺に炎症が起こることで、ロードサイクル用の自転車の固いサドルに何時間も座るなど、機械的刺激によって炎症が起こります。また、クラミジア感染症によって起こることもあるとされています。

治療方法や治療期間について

クラミジア感染症や非クラミジア性非淋菌性尿道炎、また前立腺炎がクラミジアによる感染で起こっている場合、原因が細菌なので抗生剤を用いて治療することになります。

テトラサイクリン系の抗生剤やマクロライド系の抗生剤を、クラミジア感染症の場合には1日から1週間、非クラミジア性非淋菌性尿道炎の場合には1週間から2週間服用し、細菌が検出されなくなれば治療完了ということです。

前立腺炎がクラミジアによる感染でない場合、経過が慢性的であることが多いので、治療に時間がかかってしまうのだそうです。治療薬としてはこちらも抗生剤が用いられます。

これらの判断については、専門家のいる医療機関で診察を受け、不安な事がある場合は医師に相談するのが良いでしょう。

尿道炎の種類

今回は尿道がムズムズするタイプの尿道炎に関して取り上げましたが、その他にはかつては淋病と言われ重大な疾患であった淋菌性尿道炎と言われるものもあります。
淋菌性尿道炎に男性が罹ると症状が重く、初期から尿道に痛みが出たり、尿に膿が混ざったりします。

一般的に尿道炎と言った場合にはその多くが男性にかかわる疾患です。もしおかしいなと思ったら、早めに泌尿器科や性病科を受診することをおススメします。

まずは専門医に相談を

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メディア・記事の監修ドクター:新宿駅前クリニック院長 蓮池林太郎