性感染を防ごう!性病を予防するための方法とは

性病を予防する方法

クラミジアや淋病をはじめとする性病への感染リスクは、セックスという行為自体について回るもの。そうはいっても、できることなら性病に感染しない、セックスライフを楽しみたいものです。
性病に感染しないためにはセックスをしないことが一番確実な予防方法ですが、一生セックスをしないなんて不可能に近い対策。

愛するパートナーとの性行為を心から楽しむためにも、性病への感染リスクを下げる方法をチェックしていきましょう。

性風俗厳禁!?パートナーを限定する!

性風俗は性病の温床?

ソープランドやデリヘルなどの性風俗は不特定多数の男女が性行為を行う場所です。そのため、性病を持った客(感染者)を相手にした従業員(風俗嬢)が別の客に性病をうつしてしまうという性病の拡散が行われやく、感染率が高いところなのです。
現在では、定期的な性病検査や避妊具使用の徹底など、性病対策を行っている性風俗店がほとんどですが、やはり生身の人間が触れ会って性行為をする以上、どんなに気を付けていても感染を避けることは難しいという問題があります。

性病対策はパートナーを限定すること

性風俗に行っていれば、どうしても性病感染リスクは存在します。リスクを軽減するには、セックスをするパートナーを限定してしまうという方法が一番の近道でしょう。
セックスをする相手が1人なら、その相手が性病に感染しておらず、自分も性病を持っていなければ感染する可能性はほとんどありません。もちろん、体調の変化などで性感染症を発症することもあるので一概には言えませが、その可能性を考えても、不特定多数の相手と性行為をして触れ合うよりは安全といえるでしょう。

相手が感染していないかは確認するべき

もちろん、パートナーを限定しても相手が性病に感染していればうつってしまう可能性があります。性病を確実に予防するためには、相手が感染していないかも確認しなければなりません。
しかし付き合っている交際相手に「性病検査を受けて」なんて言いづらいですよね。誠実な女性なら、性病のリスクについて話し、お互いに安全を確認しておきたいという真摯な気持ちを伝えれば不快な思いをせずに話してくれるかもしれません。しかし、やはり気分は良くない話題です。
相手が性病に感染していると、陰部から悪臭が漂うことがあります。もし性行為の際に異臭を感じたら、体調不良を心配している気持ちなどを伝え、遠回しに性病の有無を確認しておくといいでしょう。

コンドームを正しく装着する!

コンドームは性病予防にも効果的だけど……?

コンドームを着用すると性器同士が直接触れる面が少なくなり、粘膜感染によって起こる性病の感染確率は下げることができます。
しかし、それはセックスの始めからしっかりとコンドームをつけていた場合のみの話です。セックスでコンドームをつける時、最初はそのままで射精のタイミングにだけ装着するという男性も少なくないといわれています。このように誤った使用方法では、つけていない時に粘膜が触れ合っているので、性感染症を予防するという効果は期待できないのです。

コンドームでは防げない性病がある?

性病は粘膜が触れあうことだけで感染する病気ではありません。例えば、梅毒という病気は性器だけではなく全身に斑点やできもののようなものが発生します。その傷にいる梅毒原因菌(梅毒トレポネーマ)は、皮膚の小さな傷や目や口などの粘膜部分から体内に侵入し、感染を引き起こす恐れがあります。

その他にも、ウイルスが存在する体液に少しでも触れるとすぐに感染してしまうほど感染力が高い性器ヘルペスは、コンドームで覆いきれない部分に症状が出ている場合は、そこから感染してしまう可能性があるのです。

全ての性的行為にコンドームを使用しましょう

コンドームで防げない性病があると言っても、つけているのとつけていないのではその感染確率は大きな差があります。
挿入するときはもちろん、肌を合わせる行為・セックス(オーラルセックス・アナルセックスなどを含む)の時には初めからコンドームを装着してお互いに安全な状態で性行為を楽しめるようにこころがけましょう。

コンドームで性病は予防できるかどうかについては過去の記事で解説していますので、参考になさってください。

セックス前後にシャワーを浴びる!

相手への心遣いにもなる性行為前のシャワーとトイレ

性器周辺はどんなに清潔好きな人でも、不潔になりやすい部分です。性行為を行う前にはシャワーを浴びて、清潔な状態でセックスを楽しみましょう。
バイ菌や汚れを洗い流すことによって感染症予防にもなりますし、相手へのマナーでもあります。シャワーを浴びるというと、身体の汗を流す程度でさっと出てしまう人もいますが、性器や肛門周りを念入りに洗わなければ意味がありません。
また、トイレを済ましておくことも性病感染の予防になります。尿道に溜まった汚れを一緒に流しだしておくことで、性器をより清潔に保つことができるからです。トイレに行くのはシャワーを浴びる前にしてください。

性行為後のシャワーも性病予防になる

性行為の後はもう一度シャワーを浴びて全身、そして性器周辺を洗い流しましょう。倦怠感を感じてそのまま眠ってしまう人もいますが、シャワーで身体に付着した体液を洗い流すことによって性病の感染経路を減らせるので「セックス後のシャワー」を習慣づけてください。

パートナー同士で性器を確認する!

決まったパートナーと性行為を行っていれば、ある程度お互いの性器は見慣れてくるものですよね。セックスの前には、前戯に交えてお互いの性器をよくチェックしてみましょう。
性病は悪化すると、性器にブツブツとしたできものができる、赤くただれるなどの症状が発生します。また、独特な悪臭なども発生するようになります。
このような性器の異変に気付いた場合は、性行為は決して行わないでください。
また、デリケートな話題になるため気まずいかもしれませんが、自分の身体はもちろん、相手の健康を損なわないためにも病院での診察を勧めてあげましょう。

傷つけるような行為はNG!

激しい行為や触れ方によって陰部に傷がつくと、そこから細菌に感染し炎症を起こしてしまったり、性感染症になりやすい原因となる場合があります。
セックスはお互いを思いやって、傷をつけるような激しい行為は控えるようにしましょう。

生理中の性交為はやめる!

生理中は妊娠の可能性が非常に低くなるため、避妊具をつけずにセックスを行うカップルも一定数存在するといわれています。確かに、妊娠してしまう可能性が低いというのは事実ですが、それも100%確実というわけではありません。

生理中の女性の膣や子宮はうっ血し、充血した粘膜はいつもより傷つきやすくとてもデリケートな状態になっています。さらに、生理中は免疫力が低下しているため、傷ついた粘膜から細菌が侵入すると、菌に対する抵抗力が弱く性病に感染する可能性が普段に高まってしまう危険性があります。

性病の感染リスクが高まるのは生理中の女性だけではなく、男性も同様です。パートナーが性病に感染していた場合、経血に性器が触れることによって性病や感染症に感染する可能性があります。血液感染によって引き起こされる病気には、HIVやB型肝炎等、非常に重篤な状態に陥る危険性がある病気も多く存在します。これらは血液に触れなければ感染の可能性を軽減できる病気なので、生理中の女性とセックスを行うことを避ければ、感染リスクを低くできるというわけです。

何か異常を感じたら?

まずは専門医に相談してみよう

性器に異変を感じたり、体調がおかしいと思った時には自己判断で放置せず専門医に相談してみましょう。泌尿器科がある病院では、性病の無料電話相談を行っている病院も存在します。自分が通える病院が相談やカウンセリングを受け付けていたら、まずは症状や状況を伝え、どのような処置が適切かを確認しましょう。

病院で詳しい検査をしよう

基本的には専門医の指示に従えば問題ありませんが、症状によっては病院での検査を勧められることもあります。
その場合はなるべく症状が悪化しないうちに泌尿器科や性病科に行って適切な検査を受け、しかるべき治療を始めるようにしてください。
感染初期段階であれば薬物療法などで完治できる性病も多くあります。性病で医者にかかるのは恥ずかしい、などと思って放置していると取り返しのつかない事態にもなるので、とにかく早めの診断をおすすめします。

また、自分が性病にかかっているかもしれないということは、パートナーから感染した可能性やパートナーに感染させてしまっている可能性があります。
性病の恐れがある場合、パートナーに素直に申し出て病院へ行くことをすすめてください。パートナーが感染していることに気づかなければ、例え完治してもまた性行為によって移されてしまうという悪循環に陥ってしまいます。

性病で触れ合いの喜びを無くさないために

様々な感染予防を説明してきましたが、全てにおいて重要なことは実は「免疫力を下げないこと」なのです。多忙やストレスで体調がすぐれない、病気を患っている、といった体調不良の時には身体の免疫力が下がり、菌にも感染しやすくなるのでセックスは避けて、体調を整えることを優先させましょう。

その上で、不特定多数の相手との性交渉を避け、不潔な身体でのセックスを行わないようにすればより効率的に性病に感染する恐怖から遠ざかることができるでしょう。また、女性の身体を思いやるという面でも、乱暴に扱ったり生理中に無理やりセックスに誘ったりするといった行動も避けてくださいね。

まずは専門医に相談を

新宿駅前クリニックでは、皮膚科・内科・耳鼻科・泌尿器科を併設しており、平日夜19時まで診療を行っている専門の医療機関です。

メディア・記事の監修ドクター:新宿駅前クリニック院長 蓮池林太郎