玉袋に赤い斑点ができたときの病気とは?症状と治療方法!

玉袋に赤い斑点が!

玉袋に赤い斑点ができて見た目が気になる……金玉の皮膚に血豆のようなものができている……こんな経験から不安になったことはありませんか?大切な男性器に異常があると不安になってしまうのではないでしょうか。
もしかして性病(性感染症)ではないかと考えてしまうかもしれません。
ここでは、玉袋に赤い斑点のようなものができる原因となる病気や治療方法などについて、解説していきます。

金玉に赤いブツブツがあるときに考えられる病気

玉袋に赤い斑点ができる可能性がある病気をご紹介していきますが、ここに挙げる疾患の他にも、肌の弱い部位や全身にできるアトピー性皮膚炎や疥癬なども考えられます。自己判断せずに、専門家である医師がいる病院・クリニックなどの医療機関(皮膚科など)で検査・診察を受けてください。

陰嚢被角血管腫

ブツブツが血豆のようで、大きさが2ミリから30ミリ程の場合、陰嚢被角血管腫が疑われます。赤い斑点を触ると、柔らかいこともあれば、硬いこともあり触りすぎると出血することもあります。

紅色陰癬

ブツブツとした赤い斑点が玉袋やお尻の割れ目、脇の下などにあらわれている場合は、紅色陰癬を疑います。赤い斑点のある部分の皮膚がザラザラする特徴的な症状もあります。

陰嚢カンジダ症

季節的に夏場に起こることが多く、赤い斑点状のブツブツの他に皮膚が赤くなる、陰嚢の皮膚から粉をふくなどの症状が特徴です。陰嚢湿疹との判断が難しいとされています。

毛ジラミ

ケジラミという虫によって起こる病気で、強いかゆみをともなうことが特徴です。男性・女性に関係なく感染し、出血することもあります。下着に赤い斑点状の血液のシミが付くことがあります。

陰嚢湿疹

陰嚢の裏側などに強いかゆみをともない、かゆみで夜間に目が覚める方もいます。患部を引っかくなどして悪化すると出血する、カサブタができるなどの症状もあらわれます。

陰嚢被角血管腫について

症状

陰嚢被角血管腫とは、金玉(陰嚢部)にできる大きさ2ミリから30ミリ程の赤褐色をした血豆状の良性腫瘍です。被角血管腫(皮膚の表面に生じる角化現象を招くとされる血管腫)の一種で、特に陰嚢にできるものを陰嚢被角血管腫といいます。若い人よりも高齢者に多く見られる病気です。
陰嚢被角血管腫の症状となるブツブツの特徴として、毛細血管に沿うように腫瘍があらわれることです。硬さはさまざまで、とても柔らかい形状のものもあれば、硬くて押しても変化しない程のものもあります。
また、年齢層としては、高齢者が多いといわれていますが、30代の比較的若い男性にも見られることがあり、個人差があります。

原因

陰嚢被角血管腫は、幼児期に紫外線をどのように浴びたかが影響してくるとされ、潜在的に遺伝子レベルで決定しているともいわれています。また、発症は加齢にともなうものとして知られています。

治療

特に治療をする必要性はなく、身体には無害とされています。何らかの動作の際に邪魔になる、見た目が悪いと感じる、出血がひどく下着を頻繁に取り替えるような人には、切除手術をすることもあります。

紅色陰癬について

症状

紅色陰癬は、脇の下や股、乳房の下やお尻の割れ目など、汗で蒸れやすく、皮膚同士がこすれやすい部位に、褐色や赤いブツブツがあらわれる皮膚感染症です。こういった部位は、汗をかきやすいことから、汗や汗とともに分泌される皮脂を栄養源とする雑菌が繁殖しやすい傾向があります。そのため、汗をかきやすい多汗症や肥満傾向の人は発症しやすいとされています。ほかには、糖尿病の人も紅色陰癬にかかりやすいとされています。
紅色陰癬のそのほかの症状の特徴には、皮膚がザラザラすることも挙げられます。

治療

治療は、塗り薬が用いられ、症例に応じて抗生物質を塗ることもあります。激しいかゆみをともなう場合には、かゆみ止めのために抗ヒスタミン薬を内服したりします。
紅色陰癬の予防法は、患部(皮膚)を清潔に保つことです。

陰嚢カンジダ症について

症状

陰嚢カンジダ症は、皮膚や粘膜に細菌が感染することによって起こる病気です。陰嚢湿疹との判断が難しいとされています。
陰嚢カンジダ症は、特に夏頃に多く発症します。かゆみは初期症状にもあらわれますが、症状が進行すると皮膚から粉が出る、皮膚が赤くなるなども起こります。
若い男性や肉体労働をしている人などに発症しやすい傾向にありますが、糖尿病にかかっている人も発症しやすいです。

治療

カンジダ菌は繁殖スピードが早いのですが、抗菌剤などの治療薬を用いた場合は、治癒スピードも早いです。
入浴した際には石鹸でやさしく洗い、清潔にしておくように心がけましょう。治療法とともに予防法となります。(過度な石鹸での洗浄は尿道炎やカンジダ症を悪化させることがあるので、要注意です)

まとめ

玉袋に赤い斑点がでる症状には幅広い疾患があります。それぞれ、症状に大きな特徴があることもあれば、なりやすい人がいる病気もあります。陰部は普段から清潔を保っておくように気をつけておくことです。
玉袋や男性器に赤いブツブツができたら、自己判断はせずに、専門家である医師の診察を受けるようにしてください。皮膚科や性病科、泌尿器科などの診療科がいいでしょう。

まずは専門医に相談を

新宿駅前クリニックでは、皮膚科・内科・耳鼻科・泌尿器科を併設しており、平日夜19時まで診療を行っている専門の医療機関です。

メディア・記事の監修ドクター:新宿駅前クリニック院長 蓮池林太郎